旋打に沸いた杖術特別講習会

 秋らしい雨、肌寒い一日の中、今日は初めての文京総合体育館にて杖術特別講習会をおこないました。二時間講習のため、講習前後の時間配分が初めての会場ということで勝手がわからず、自宅から稽古着に着替えて行きました。予想通り開始時刻五分前まで更衣室が使えないということで会場準備など着替える時間が省けて助かりました。冬はコートがあるのでいいのですが、夏や肌寒い時期は羽織りのようなものがあると便利でしょうね…。さすがに稽古着で電車に乗るのは控えたい…と、思います。(と言っておきながら明日の朝も着て行きますが…)

 今日の講習会では、いつもの常連メンバーと、前回の抜刀術特別講習会で初参加されたAさん、今回初めて参加されたTさんに初めてお会いしたSさん、復帰されたTさんに昨日眼の手術を終えて見学と懇親会に参加されたNさん。お陰様で非常に盛り上がった講習会となりました。

 「左右の払い突き」や「左右の落とし突き」などでは、手足の連動をお伝えいたしました。力み過ぎてしまいますとこの連動が途切れやすくなってしまいますので、最適な加減を道具から感じることが重要です。

 「旋打」(せんだ)では、さらに手足の連動性が求められる内容となっており、これがピタリと嵌るとカンカンカンと樫と樫の打ち合う音が響き渡り、皆の打ち合う音がこの剣道場内でかなり響いておりました。少しの手順が動き全体の中で劇的に効果をもたらしますので、脳トレ的操作となりますが、「やめられない系」の内容ですので、今日まで講習会ではおこないませんでしたが、これからはGold Castle の講習でもおこないたいと思います。

 あっという間に二時間が経ち、これもまた初めてとなるアジアン料理のお店で懇親会をおこないました。前回の懇親会も盛り上がりましたが、今回はさらに盛り上がった懇親会となりYッシーことYさんとWさんのコンビが面白くて、昨日手術されたNさんは「笑い過ぎて頬が筋肉痛になりそうです。」と言ってましたし、復帰されたTさんも「一週間分ぐらい笑いました。」と言ってたほど盛り上がっていました。私もYッシーさんには涙が出るほど笑わせて頂きましたが、ヒヤヒヤしながらも公認が取れて良かったと思いました(笑)。

 私のテーブルでは、イラストレーターのYさんと、ダンサーのSさん、ご婦人Oさんがいらっしゃいましたが、私が昨日不思議な体験をした話をSさんに聞いていただき、その流れでこれまでの不思議な体験を次から次に聞いてもらい、隣で賑わっているなか、こちらのテーブルは不思議なお話で盛り上がっていました。

 二時間半の懇親会でしたが、たくさん動いてたくさん笑い、こうした一日をみなさんと過ごせる事が出来て幸せに思います。明日も、朝9時10分から戸越体育館で講習が始まります。明日も秋雨かと思いますが、賑わう講習となることを願います。

 本日はお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!


金山剣術稽古会  

2017年10月 稽古日程

2017年11月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-10-15(Sun)
 

2017 秋分の日 抜刀術特別講習会を終えて

 すっかり秋めいてきた本日は戸越体育館にて、抜刀術特別講習会を開催いたしました。

 参加人数も程よく、武道場の両面を使って集中的におこなうことが出来ました。今日は、初めてお会いするAさんとの出会いもありましたが、刀を抜く際の身体の使い方に練られたものを感じ、所謂全剣連の居合いの癖は無く、私がおこなう抜刀術の吸収の早さに驚きました。幼少期から刀にずっと興味を抱いてきた若手のSさんも恐らくこういう場を求めていたのではないかと思われます。怪我を押しての参加で存分には出来なかったと思いますが、どういうものかお伝えすることは出来たかと思います。

 私自身といたしましては、右肘の故障があり、そこに負担の少ない内容のものを七本程おこないましたが、私も講習をやっていて思わず口に出してしまいましたが、「本当は教えたくないのですが、嫌な人にはなりたくないので全部言います。」と半分冗談半分本気で発した言葉には、出来て貰うために指導しているので、出来て貰っては困るような指導と言うのは、指導していて全くつまらないものであり、人生の時間を無駄に、悪いものを得るための武術稽古にだけは絶対にしたくないという、これまで考えることもありませんでしたが、あらためて多くの方にどうして全てを伝えているのだろうかという思いが一瞬頭をよぎり、それは私が会などの縛りを掛けていないからそう思ったのだと思います。

 出来て貰って困るようなものなら、直ぐ出来るというのはその程度のものであるし、自分自身が向上するという事を信じていればその過程はもはや必要のないものであり、後に残し伝えるべきものだと思います。ですから、懇親会でも言いましたが指導者はどのぐらい出来るのかを誤魔化さずに見せるべきです。ミュージシャンの世界は恐らくもっと厳しいでしょう。持っているものを出さなければいい曲にはならないし、全て出してしまえば真似されてしまうだろうし、真似されても平然としていられるほどの実力があれば、むしろ真似をしているほうがいつまでも追い越せないという術中に嵌ってしまいます。ということはすなわち、真似から自分のオリジナルを創り出せるか、自分の身体にある流儀を創り出せるかということが肝心だと思います。

 もちろん、私自身模索しながらの日々を送りながら、そのような段階には中々入っていけませんが、そこにはセンスと地道な修練が求められ、どういう向き合い方をしているかが後の自身の言葉になってくるのではないでしょうか。世の中にとって良い事が拡がって行くのであれば、そうした真似から創造したものは拡がって行くべきであると思うし、そこに邪悪なものが無ければ人は自然と集まるように思われます。

 懇親会では、講習に参加された方全員が参加され、私がこれまでおこなってきた懇親会の最多人数ではないかと思われます。初めての中華料理屋さんで、円卓テーブル二台、いつものデニーズと違って全体が良く見えて、場もSさんのプロ並の、いや、もはや手品師といえるレベルの手品を体験し非常に盛り上がりました。寡黙な俳優Sさんとも静かに語り合うことが出来ましたし、その後ドクターNさんとテーブルをチェンジして、本日初参加のAさんとこれまであまり懇親会などで話さなかった濃い話が出来ました。隣の席のまだ生徒になって間もないTさんは、明るいキャラクター全快で若さのすばらしさを感じながら、落ち着いたフカフカ姉妹や、イラストレーターのYさんとほとんどお話が出来ませんでしたが、本来、懇親会で私が求めていた質問であったり会話の内容であっただけに、意義ある懇親会となりました。

 俳優Sさんが参加されるときは私も瓶ビールを飲むと決めていますので、今日は気持ちよく酔いました。家でお酒を飲むことはほとんどありませんが、ごくたまにBarに行ったりすることはありますので、以前に比べ飲めるようにはなりました。ですが、今日の帰りの山手線では、品川から乗車し渋谷駅で椅子に座り、新宿で降りる予定が気付いたら「つぎは、大塚~♪」というアナウンスで目が覚め、原宿、代々木、新宿、新大久保、高田馬場、目白、池袋の間完全に寝落ちしていました(笑)。

 来月10月14日(土)は、文京総合体育館剣道場で「杖術 特別講習会」をおこないます。懇親会はアジアン料理のお店を予約しております。次回も、集中した講習と、笑い有り、語り合うも有りの懇親会となればと思います。

 本日お越しになられたみなさま、あらためましてありがとう御座いました。


2017-09-23(Sat)
 

「杖術 特別講習会」のお知らせ

 2017年10月14日(土) 文京総合体育館 剣道場にて杖術の特別講習会をおこないます。

 これまでに講習会などでおこなった型稽古等を集中的にお伝えしたいと思います。その方に合わせた型稽古がありますので、初心者から経験者まで幅広く取り組めるものとなっております。

 初めての方や他流の方、高齢者の方も歓迎いたします。
 (貸し出し用の軽い杖は用意しています)


2017.10.14 杖術 特別講習会


【開催時間】
15時10分~17時10分
18時00分~懇親会(自由参加)


【会場】
文京総合体育館剣道場


【参加費】
3.000円


【お申し込み方法】
ホームページ、または「こくちーず」より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「杖の有無」 
⑤「懇親会の参加または不参加」

上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館 剣術技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


≪参考動画≫
杖 十一之型

2012年 杖術


2017-09-16(Sat)
 

「抜刀術 特別講習会」のお知らせ

 2017年9月23日(土)秋分の日 戸越体育館 剣道場+柔道場にて抜刀術の特別講習会をおこないます。

 居合刀で抜刀術の稽古を集中的におこないたい方や、抜刀術独特の身体感を得るために、2時間抜刀術と納刀法をおこないます。(鞘付き木刀も可)

 この特別講習会では、現在私の稽古としている抜刀術や納刀法をお伝えして参ります。その中から参加者の方々に合った稽古法をお伝えしていきたいと思います。
(初心者の方でもおこなえるメニューがあります)


2017.9.23 抜刀術 特別講習会



【開催時間】
12時00分~14時00分 『抜刀術&納刀法』
15時00分~ 『懇親会』(自由参加)


【会場】
戸越体育館 剣道場+柔道場


【参加費】
講習会 3.000円
懇親会 1.680円(コース料理とさせていただきます)


【お申し込み方法】
ホームページ、または「こくちーず」より下記の内容を明記してご連絡下さい。
①「氏名」 
②「年齢」 
③「性別」 
④「帯・居合刀の有無」(鞘付き木刀でも構いません) 
⑤「懇親会の参加または不参加」

上記の内容を確認しましたら、こちらより折り返しご連絡させていただきます。


≪プロフィール≫
松聲館 剣術技法研究員
金山剣術稽古会 主宰
Gold Castle 殺陣&剣術スクール 主宰
高齢者住宅 クラーチ溝の口 剣術教室講師


≪参考動画≫
2017.1.17 抜刀術映像


2017-08-18(Fri)
 

短期記憶と稽古の進め方の兼ね合い

 今週は濃い一週間となっている。月曜日は高田馬場で17時から21時までG氏とT氏と稽古。そこで突き返しを見直すことになった。火曜日は高齢者のための剣術教室が四年目に突入した。水曜日は戸越体育館でミネアポリスから帰省中の加藤氏とW氏と稽古。加藤氏とは自由が丘で二時間ほど語り合った。木曜日は高田馬場でW氏と稽古。先日の突き返しからの研究をおこなった。そして金曜日は海老名で井上さんと稽古。稽古後は四時間近くハシゴして語り合う。

 そして本日は、品川区総合体育館剣道場で15時30分~17時30分、18時30分~20時45分まで「立廻り特別講習会」をおこなった。お陰様で参加人数も丁度良い人数となり、進め過ぎず、退屈せず、というところの按配を見ながら第一部と第二部をおこなった。

 私もこの立廻りを普段の講習でおこなっているので、どのような進め方がいいのか今回はかなり準備して取り組んだことで、短時間で一定の成果は出たように思う。

 それは、先日の加藤氏から頂いた本の影響もあっただろう。

 つまり、手順の覚え方には、短期記憶で覚えられる範囲からおこない、そうして覚えた一つ一つのテーマの形を組み合わせていくことで混乱がおきにくいことが分かった。しかし、第二部の最後は、多少のサービスもあり先に進めた結果、やはりその手前の記憶があやふやになってしまい、全体的に混乱が見受けられた。その先を伝えるにはどの時期どのタイミングかということが大事になってくる。

 今日の講習でそれぞれに出来たところと、課題が残ったところが分かったのでは無いだろうか。それが今日の講習で最も重要なことである。今夜の記事は文体が敬体でなく常体となってしまったがこのまま行くとしよう。

 第一部では刀を水平に斬るところや袈裟斬りの刃筋、真っ向斬りでの切っ先から前腕上腕ラインなど、注意点と言うのは大体皆共通するものである。すぐに直せる部分は「気が付いていなかった」ことが原因であり、なかなか直らないものは「原因を突き止め切れていない」ことなどが挙げられる。原因を突き止めるには、逆算していくことが大事であり、その逆算して見つけた部分が「気が付いていなかった」部分であり、逆算するほどに明確になってくるため、気が付くことにより直せるものになっているはずである。

 そして先にも述べたが、気が付いてもなかなか直らないものは段階に分け、その人の短期記憶が出来る範囲内でおこなうと前に進みやすくなってくるだろう。稽古事は何にしても前に進めることが一番楽しいのである。短期記憶の容量は稽古していくことで少しずつ上がってくる。加藤氏から頂いた著書の中身に、訓練により82ケタの適当な数字を一ケタ1秒の速度で言ったものを訓練法により正確に覚えることが出来たという実験結果が挙げられている。つまり、短期記憶の使い方で、効率よく覚えられる範囲を増やし、最終的に長期記憶に移行していけることが出来れば、こうした稽古では一気に進む速度が上がるだろう。

 情報量の集約と、興味を引く楽しさと、前に進められると言う実感が、伸びていくには大事であると思う。こうした短期記憶の能力は学校のテストや試験などでも試されるが、人それぞれに個人差があるので、それでは本当の意味で人を判断できないだろう。

 今日はGold Castle 以外で初めて立廻りに参加されたGさんとKさんは二コマ四時間受講されて、終始楽しんでいらしたのが印象に残った。殺陣は安全におこなうための意識は常に持っていなければならないが、楽しく自由に出来る部分は発想豊かに自由に楽しんでいただきたい。


 あっという間に時間が過ぎていきましたが、それぞれに得るものがあった講習だったと思います。この立廻り講習は二コマでないと開催は厳しいため、会場スペースも含め、定期的に開催することは難しいかもしれません。また次の開催が決まりましたらその時はまた皆様宜しくお願いいたします。本日は怪我もなく充実した講習会となりました。お越しいただいた皆様ありがとうございました!


金山剣術稽古会  

2017年8月 稽古日程

2017年9月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2017-08-13(Sun)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


松聲館 剣術技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師


――――――――――――――

1975年生まれ
福岡県 北九州市出身
東京都 世田谷区在住

1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより俳優デビュー。他分野では、マンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などの活動をおこなってきた。

2006年
小林照子先生とのご縁から  『 からだ化粧 』のモデルを務める。

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む。

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し身体の使い方を研究しながら、『 抜刀術 』『 剣術 』『 杖術 』『 体術 』などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている。

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく
『 Gold Castle 殺陣&剣術スクール 』を立ち上げる。

2014年
甲野善紀先生より
『 松聲館 剣術技法研究員 』という名称を頂き、自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている。
 
高齢者向け住宅にて
『 高齢者のための剣術教室 』をおこなっている。

日信工業株式会社の製品『 SAMURAI BRAKE 』のプロモーション活動をおこなっている

2015年
『 金山剣術稽古会 』を立ち上げ、現代における武術稽古の必要性を、身体と心で学べる場として活動している。

――――――――――――――
    
ご質問や、稽古参加希望の方はこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

その他ジャンルを問わずお仕事のご依頼や『 剣技指導 』などのご依頼も受付けておりますのでこちらの【 お問い合わせ 】よりご連絡下さい。

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

管理画面
金山孝之のブログQRコード
QR