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如月初日の驚き

 微熱と咳が止まらない本日は、昨日稽古した江東区スポーツ会館に木刀の鍔と鍔止めのゴムを忘れてしまったので、午後から取りに向かった。ふだんは夜からの稽古にしか訪れないため、午後の時間帯に歩く風景もいつもの会社帰りの人々の合間を抜けていくような感じではなく、のんびりした雰囲気で天気と相まって心地良かった。

 ふだんの剣道場で何をやっているのかチラッと覗きに行って見ると、音楽が掛かっており、沢山の親御さんたちが武道場の一段高い場所に集い、小さなお子さんたちが剣道場内で走り回って何か運動をやっている姿がほのぼのとして良かった。

 受付に向かい、先に電話をしてあったので直ぐに忘れ物を渡していただき安心して帰路へ向かう。来週の火曜日の稽古で取りに行けばいいかと思っていたが、今週の日曜日のGold Castleの貸し出し用の木刀が全て出払ってしまうので、やむなく本日受け取りに行ったのである。

 しかしながら電車でゆっくりと本を読むことが出来たのでわりとのんびり時間を過ごすことが出来た。

 帰宅後は、体調に負けじと走りに出かける。1月は時間の合間を縫って122㎞を走った。平均すれば毎日約4㎞になる。2月はさすがにそこまでは無理だと思うが初めから躓くとそのまま例年並みに落ちてしまいカムバックが出来なくなってしまうので、少しずつ今月も積み上げていくつもりだ。


 そして夜からは甲野先生のところへ伺い稽古させていただきました。

 1月の「一ツ成り」から展開が進み技の通し方に大変学ぶべきものがありました。なかなかに難しいものですが、難しいからこそ稽古して感覚的にも技術的にも参考にしていく過程の中で、新たな自分にとっての展開が拓けていけるのだと思います。今すぐに出来るレベルのものではないからこそ、そこに向かうための方法を私自身学んでいるのだと思います。

 体術、剣術ともに先生も驚く展開となりました。その違い、言葉のニュアンス、そうしたものが繊細に伝わりあう時間と言うのは誠に有り難いものです。私の場合まだまだ果てしなく未熟なので、どのように表現していいものかなかなか言葉になりませんが、そういう部分も含めてまだまだ成長が足りないとつくづく感じております。

 今日も多くのものを学ばせていただきました。そうした心身が感じとったものをこれからの私自身の稽古などで還元して行けるように務めて参りたいと思います。


2019年2月09日(土)「剣術 特別講習会」のお知らせ(お申し込み受付中)

2019年2月16日(土)「杖整体操」のお知らせ(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2019年2月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-02-02(Sat)
 

2019年 稽古始め

 毎年元旦に新しい高下駄をおろしているが、今年で六足目となった。私の場合、長さが八寸で前つぼ20mm上げた位置で鼻緒をすげて頂いている。毎年思うが、履き始めは駅までの五分が不安で仕方がない。同じ下駄でも履き潰す歯の高さと新品の高さではまるで違うので、感覚的に身体がどのように歩けばいいのかを探りながら家を出ているので、毎年ながら駅までの五分が不安なのである。

 しかし、駅まで来ると身体がコツを掴むようで、考えなくても自然に危なくない足の使い方をしてくれるようになり、これまでと同様に歩けるのであるが、それでも油断ならないのが高下駄の高下駄たるところであり、元旦早々に駅のタイルで滑って転倒してしまった。お酒も入って油断していたところもあったが、今年も一年間お世話になる履物なので、大事に履き潰したいと思う。

 正月は、ゆっくりと過ごすことが出来た。昨年は、六日間あえて得物を触らないようにしていたが、今年は元旦以外はほぼ部屋の中で何かをしていたと思う。私にとっても今年は失われた身体を取り戻すべくカンバックの年にしたいと思っているので、時間の遣り繰りを整えて、自らの身体に向き合うようにしたいと思う。


 本日四日は、夜から甲野先生のところで稽古に行ってきました。私自身今日が2019年の稽古始めということもあり、2018年の稽古納めと同様に甲野先生との稽古は記憶に残るものとなりました。

 今夜はそうした稽古の中で、感覚を統御する力といいますか、上手く言葉で表現できないのですが、そうした無いものを生み出し、在るものとして掌握しさらなる展開へと転換させていく「凄み」といいますか、その生の空気感から感じる瞬間がありました。

 それはおそらく、私自身まだ感覚をそこまで具体的に掌握し統御できるまでの「在るものとしての装置化」が備わっていないからだと思いますが、あらためてその先生の身体感と統御力に驚きました。

 終電一本前の電車で帰宅し、すでに明日の講習の準備をバッグに詰めて準備しているので、記事を書いて寝るだけの状態となっています。明日は9時30分から品川区総合体育館柔道場にてGold Castleの2019年最初の稽古をおこないます。続く12時00分からは、同会場で「杖整体操」の特別講習会をおこないます。今回お申し込みが少ない状況ですので、お時間に余裕のある方はご参加お待ちしております。お正月でお休みモードとなった身体を整えて、また今年一年間、仕事や稽古など一週間のリズムを整えて頂ければと思います。

 今年の稽古もさらなる進展が続いていくでしょう。明日は品川区総合体育館柔道場でお待ちしております。


2019年01月05日(土)「杖整体操」開催のお知らせ(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会HP

2019年1月 稽古日程

甲野善紀先生からの紹介文


2019-01-05(Sat)
 

平成年の瀬最後の稽古

 しっかりと風邪をひいてしまったが、私が主催の稽古会や講習会のすべてが終わった27日の夜から、「もう風邪ひいてもいいよね?」とカラダからの訴えに、「ああ、どうぞどうぞ、一年間大事なところでよく踏ん張ってくださいました。」と感謝の気持ちで、延期してくれていたであろう風邪を存分に味わっている。普段は、ちょっと身体を休めたり、やろうと思ったことを先伸ばしにすることに後ろめたさがあるが、風邪だと大義名分があるので早く治すためにも休むことに罪悪感が消える安心感がある。

 しかしながら、風邪も油断していたのか、昨日29日は私個人として今年最後の最後となる稽古を甲野先生のところでおこなってきました。12月に入って三度目の先生との稽古は、今年になって松聲館へ訪れることがこれまでのペースより少なくなってきた私にとってありがたい限りでした。

 そうした時間の中で学ぶものというのは、表面的なものではなく、身体感という感覚の感じ方を実感することにあります。「感覚の感じ方を実感する」という言葉は重複しているように感じますが、なかなか掴み難い感覚を動きの中で実感するというのは難しいもので、そうした手掛かりの無いものをどのようにして実感できるように感じるか…。そこに稽古の稽古たる集中が求められるのだと思います。そしてその実感に近付く感覚を得ていくのに一番なのは、直に見たり触れた中で感じることです。それは意識的な部分もそうですが、なにより身体がそのことを学んでいるのだと思います。それを意識下に浮上させるには、自らの稽古に掛かってきますが、そうした身体が記憶した感覚や経験はどこかでずっと足りないものを待ち兼ねているようにそのことを気にしている筈です。

 今年一年の収穫の中に、そうした身体への信頼、無意識の計算力に任せる事が理解出来るようになりました。それには稽古をベースにした日常のサイクルが関わってきますが、深層心理に潜む優秀な編集者がやりやすいように、意識(自我)がいつまでも邪魔しないように、進展的譲歩ができるようになったと思います。

 今年最後の稽古を終えて、今日一日は真剣と居合刀、杖や木刀等手入れをおこない、本年度の書類関係など全て整理いたしました。掃除が大変かと思っておりましたが、意外にもさほど片付けるほどのものが無く、捨てるものも例年に比べ圧倒的に少なくなりました。

 私の性格は家庭的ではないので、一人実用性の中でシンプルに動きやすく生きていくことでしか自分を保っていられないのかもしれません。だからこそ、前に進める状況で生きて行く事が私に合った水であり、その水の中特有の活き活きと動ける発想や行動力が私にとっての生きている証であり、これまでもこれからも全てであると言えます。

 今年一年は本当に大きな一年でした。もうすぐ2019年になりますが、私は私で築いたものを守りながら、その場が私の居所であるように、執着無く、私の生きてきて関わっている方々との時間が血縁よりも濃いものであると思っていますので、そうした生きてきた厳しさの状況の中でこれからも闘い守り、今の時間を生きて行こうと思います。

 来年もみなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。


2018-12-30(Sun)
 

身体感から感じる学び

 今年に入って加湿空気清浄機を部屋に置いているが、おかげで朝起きて喉の調子が悪くなっていない。空気が乾燥し窓を閉め切って寝るこの時期には無くてはならないものとなっている。今年に入って風邪らしい症状はほとんど無い。しかし、七月末から八月中旬まで喘息のように咳が止まらないことがあった。昨年の九月に痛めた右肘は一年で完治した。杖整体操の持ち上げは必ず二名でおこなう事。私も六月からずっと試してきたが、一人で持ち上げる操作は腰に負担が掛かるため、その場合は「寝返し」のように横に転がせる操作が良い。十分に心地良さを得られる。


 昨夜は、五ヶ月ぶりに甲野善紀先生と稽古させていただきました。私自身忙しくなってきたこともあり中々先生の所へ行けなくなっておりましたが、昨夜は逆にそうした期間が技などの理解を深めることに繋がったのではないかと感じました。稽古をするということは、その期間の出来事をいろいろな視点から味わうことになります。そうしたことに感動と喜びがあり、明日なる人生へと繋がっていくものです。

 「一人稽古は一人に非ず」 これは、私自身の経験を言葉にしたものですが、自己と向き合う稽古法が一人稽古と言えますので、自身の身体、それに繋がる心、それを身体に教えて貰いながら観る目を養うのだと思います。その自己を観る目は相手を観る目となり、さらには周囲を観る目、そこから自己に気が付く目が養われるのだと思います。ですので、その全ての広がりの核となる一人稽古を欠かすことは出来ませんし、なにより重要なものです。

 私自身甲野先生から多くの事を学ばせて頂いております。しかし、それは具体的な言葉や教えではなく、先生の身体感からどのように感じるかということなのだと思うのです。そうした身体感から学ぶものは逆に言葉に置き換えられたものよりも具体的ですし説得力のあるものです。それは先生の生き方そのものでありますし、教えとしてそれがもっとも端的で無駄の無いものだと思います。

 身体感に順ずるというのは、御縁を常に磨き上げているようなそのような気がしてなりません。ですから、お会いすることや言葉を交わすこと以上に、どのような身体感に育ったかが、何物にも代え難いコミュニケーションであると思うのです。存在そのものが学びとなる、そうした先生にこの世でお会いできましたことは人生これで十分と言っても過言では無いほどです。

 先生から沢山の棒手裏剣を見せていただき、お話も伺うことができました。そして最後のほうで杖整体操も受けてくださり、あらためてご評価をいただきました。帰りは終電まで22分ほどでしたのでいつものように稽古着のまま走って駅まで向かい、終電一本前の電車に間に合い余韻の濃いままに帰宅いたしました。古希まで二ヶ月となられた先生ですが、そのようなことは信じられませんので、これからも驚く技を拝見し、その身体感からまだまだ多くの事を学ばせていただきたいと思います。お忙しい中夜遅くまでありがとうございました。


2018-12-06(Thu)
 

美しい生き方と命の尊さ

 7月27日から咳が止まらず、どうやら気管支炎になっているようだ。酷い咳が続くわけではないのでまだ喘息までにはなっていないと思うが、さすがにこのままではどうにもならにので病院に何度か通った。

 2014年の12月から2015年2月頃まで咳が止まらなかった事もあった。あの時は、風邪気味の症状でインドネシアに行き、五日間程甲冑を着たまま演武やら写真撮影のモデルなど、色々な場所を転々としながらおこなった。インドネシアは排気ガスが物凄く、気温も湿度も高い。そんな道中ずっと喘息のように咳き込むという辛い経験をした。ホテルに戻っても横になり咳が落ち着くのを待つが、結局睡眠時間も犠牲にするほど咳が収まってくれず、咳止めの薬も無く、コンビニで買ったプルーンのような咽薬みたいなものを飲みながら耐えた。今でも不思議に思うが、撮影や演武で甲冑を身に纏うとその時だけピタリと咳が止まるのであった。

 今回の咳は、日本にいるおかげで悪化せずに少し落ち着いてきたようだ。喉を酷使する歌手や、激しい運動をおこなうアスリートには喘息の方が多いとMariさんから伺ったが、私も連日稽古や講習があるので気をつけなければならない。

 先日月曜日の稽古で、後藤氏から「マヌカハニーキャンディー」の存在を伺い、さっそく近所に出来たばかりの成城石井で購入。一袋500円ちょっとと高いが、口に入れた瞬間に喉が楽になった。殺菌効果も高いので今後は常備しておきたい。

 昨日の夜は、高田馬場と住吉でのダブルヘッダー稽古と、帰宅してメールの返信など、記事を書き終えたのが午前4時過ぎ。すぐに寝られるだろうと思っていたが、5時30分頃まで眠れず部屋の中が明るくなってようやく眠りに落ちた。

 10時に起床し、盆休みの間休みとなっていた病院へ行き咳止めの薬をもらう。帰宅し午後から本厚木で井上欣也さんとの稽古の準備をし食事を済ませ家を出る。

 今日は秋を感じる過ごしやすさに気分がいい。本厚木駅で井上さんと合流しスポーツセンター柔道場で稽古。体術を中心に杖術、最後に杖整体操で終えた。二ヶ月ぶりの本厚木であったが、井上さんは駅で私を見かけた瞬間に身体の変化に気がつかれたらしい。私には実感がないのであるが、「整っている」と仰っていただいた。日々稽古会や講習会で杖整体操を少しおこなっているので、「杖整体操の効果でしょう。」ともおっしゃっていただいた。整体やヨガなどの専門家である井上さんからそのように仰っていただけた事は、また一つ杖整体操の効果の確信となった。

 会場を井上さんの道場に移動し、ヨガを受けさせていただく。「今日は瞑想をお願いします。」とリクエストし、会話からゆっくりと流れに入った。今日、どういう訳であるかヨガに入った瞬間から体がズシッと重たくなり、病人のような(実際にそうであるが)状態となった。シャバアサナでは寝不足の影響か、自分のイビキで思わず「ああっ~」っと声を出してしまったが、お陰様で身体が楽になった。

 最後は、海老名に移動しいつものお店で一献。それにしても時の流れを感じるひと時であった。

 井上さんには今回も武道場やお店の予約をおこなって下さり感謝しております。互いに状況は流れゆく雲のように留まること無く動き続けております。その動きに対しどのように感じ行動していくか、同じ歳のとり方でも段位への執着とボランティアに命を捧げる生き方は同じ人間とは思え無い程の違いがあります。そこに至る軌跡は根幹にあります。命を捧げるというのは大袈裟かも知れませんが、そのことが片隅にでもあることはこれからの判断に狂いを生じさせないことになるかもしれません。生き方の根幹がブレない「理想と現実」、私は「理想が現実」として生きて行きたいと思います。


2018年9月08日(土) 「抜刀術 特別講習会」(お申し込み受付中)

金山剣術稽古会  

2018年8月 稽古日程

2018年9月 稽古日程 加筆修正いたしました

甲野善紀先生からの紹介文


2018-08-18(Sat)
 
プロフィール

金山孝之


     金山 孝之
  Takayuki Kanayama


1975年生まれ
福岡県北九州市出身
東京都世田谷区在住

松聲館技法研究員

金山剣術稽古会主宰

Gold Castle
殺陣&剣術スクール主宰

高齢者のための剣術教室
クラーチ剣術教室講師

現代武術教室講師


1999年
映画監督中田秀夫氏との出会いにより映画に出演。そのほかマンダムのモデルや舞台のプロデュース公演などをおこなう

2006年
小林照子先生とのご縁から
「からだ化粧」のモデルを務める

2009年
武術の道を志しそれまでの活動を一新し武術稽古と研究に励む

2011年
武術研究家甲野善紀先生に師事し「抜刀術」「剣術」「杖術」「体術」などの稽古と研究に取り組んでいる。また、先生の書籍、番組撮影、記録映像、その他演武等における打太刀や受けを務めている

2013年
刀と身体操作の技術向上を目指し裾野を広げるべく「Gold Castle 殺陣&剣術スクール」を発足

2014年
甲野善紀先生より
「松聲館技法研究員」を拝命
自身の経験を活かした指導法を各道場等でおこなっている
 
シニア住宅にて
「高齢者のための剣術教室」をおこなっている

日信工業株式会社の製品
「SAMURAI BRAKE」のプロモーション活動に携わる

2015年
「金山剣術稽古会」を発足
現代における武術稽古の必要性を身体と心で学べる場として活動している

2018年
「関西特別講習会」として定期的に関西地域での講習会を開催

2019年
神田すずらん館にて「現代武術教室」講師を務める

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